二足のわらじ?
いつも目を通してる美容ニュースでこんな記事が。
接客能力の高さに着目した新事業
美容師さんの接客能力の高さに着目した飲食店フランチャイズ事業が始まる。愛知県春日井市で美容室や飲食店の経営、美容商材製造、託児所など、地域に根ざしたサービスを多分野展開する「ブランシェグループ」が、サッポロビールなどと手がける、イタリアンバル「トン・ガリアーノ」のフランチャイズ事業。ブランシェグループが愛知県内で展開しているイタリアンバル「トン・ガリアーノ」のライセンスを、美容師がオーナーを務めることを条件に販売するというもの。
「美容業界が運営する飲食店」として、全国にフランチャイズ展開し、美容室が飲食店を運営することで、既存の美容業・飲食業の領域を超えた、独自性のある新たなメソッドを確立できる、とし、
「付加価値の高い接客技術の提供」
「新たな市場の創出」
「両業界の持続的な成長」
など、さまざまな効果が期待できる、としている。
ブランシェグループは2022年3月までに全国250店舗の出店を目標にしている。
色んなことを考える人がいるもんですね〜。
さらに読み進めてみる。
プレスリリースで、【「美容師」という、特殊なサービス業】として、
・高いおもてなし水準で、顧客満足度をUP。顧客を定着させる力を持つ
・仕事への熱量の高さ、前向きなモチベーション
・取りこぼしのない顧客管理、リピート率向上のためのテクニック
・現場でのリアルマーケティング
「1on1」での接客・サービス提供に長けている美容師。地域に顧客を持ち、高い接客スキルを持っています。また、美容室では、ひとりのお客様と平均2時間、じっくりとかかわることで、その人のライフスタイルを把握した上で、現場でのリアルな声を吸い上げることも得意です。
と、美容師さんの接客能力を評価している。
とはいうものの、二足のワラジは誰もができるわけではありません。
たしかに美容師はお客様と一対一で、
女性なら約2時間もの間マンツーマンでの接客やサービスをする「特殊」といえる職業。
お客様にじっくりと向き合い、
その方のライフスタイルなどを把握した上で個々にフィットするメニューやスタイルを提案している。
この部分を飲食業や他のサービス業が完コピできれば、
それはそれは顧客満足度の向上につながるでしょう。
少し話はそれますが、
ウチのnext今津店の近くにある某チェーン店の居酒屋さんのスタッフはとても横柄な態度で接客やサービスをしている事で割と有名になっています笑
ある日その居酒屋で飲んでると、
6名の飛び込み客が空席の確認をしに入店してきた。
それに対してそこの店員さんは、
「何人?6人?!無理!!」
と言い放ちました笑
僕は目が点になりましたね笑
いくら単価が安い客がメインのお店やとしても、
ここまで雑な接客が曲がり通るのかとびっくりしました笑
まさにこのようなお店のオーナーに美容師さんがなればかなりの確率でその居酒屋さんの接客レベルは向上するでしょう。
かといって美容師業と飲食業の兼任なんて、
なかなかできる事じゃないですね〜。
美容師業の大変さも、
飲食業の大変さもある程度想像できる(兄が居酒屋オーナーなので)がゆえ、
それを実現出来る人は少ないでしょうね〜。
んでも色んな働き方や可能性としてはとてもいいと思いますね。
柔軟な思考で臨んでいきたいものですね^ ^